REFORM_&_RENOVATION

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ステンドグラスのある家

ステンドグラスのある家:
老後の生活を見据えてリフォーム

将来の老後の生活を考えて、施設に行くか、自宅で過ごすかの選択があったそうだ。最初は耐震工事のみ。次に玄関周りとの水回りのリフォームを、最後にリビングと屋根の吹き替えという、合計3回のリフォームとなった。

将来に備えて、耐震補強と車いす対応にすることは勿論、室内全体が暗く、特に北側にある陰気で暗い玄関、トイレ、風呂を住みやすくしたい、というのがご希望。それから頂いたステンドグラスをどこかに使えないかということも。

室内の暗さを解決するために天窓を北側だけで3箇所、全体で5台設置。これだけで採光がかなり改善される。玄関を増築し、ホールはピアノの生徒さんの出入りを考えて広くとり、ギリシャ彫刻のマスクや細工のある椅子を置くことで雰囲気のあるものに。

風呂は、バスタブとともに以前より広くし、大理石風のイタリアタイルを張って床暖房を設置。天窓から星空を楽しむことも出来る。リフォーム前は家にいるのが嫌でよく海外旅行をされていたそうだが、この風呂が出来るとあまり行きたいと思わなくなった、と。

アプローチには、袖壁を設け、深い庇をつけたので、雨の日は余裕を持って傘をさせる。ステンドグラスは、その袖壁にはめ込み、隣家もここから差し込む夕日を楽しんでいるそうだ。

  
     ステンドグラスのある袖壁 
アプローチ  
 
広い玄関ホール  
袖壁のあるアプローチ