大きなアーチのある家:
7寸の通し柱と広いウッドデッキ
外観は7寸*の通し柱に、2階の広いウッドデッキ(D2.7m x W5m)が特徴。しっかりとした骨組みで豪快に作っている。切妻の破風にある、ひらひら飾りも、手が込んでいて、美しい。職人が厚い無垢材を、ひとつひとつノミで削りながら作成したもの。ベニアで簡単に作ったものではない。ウッドデッキ(バルコニー)が大きく前に張り出していて、見せ場のひとつ。
建物は、シンボリックに丸窓がつくられている。玄関ホールには建て主さんの希望で、熱帯魚用のビルトインの大きな水槽がしつらえてある。
室内には、特徴的な大きなアーチがある。1階のリビングとダイニングを仕切るもので、引違い戸で開け閉めできる。お客様が来た時には一時的に閉じて、リビングだけで過ごすことも。大きな空間を間仕切ることで、使い分けができるという設計手法を使っている。
浴室にはクラシカルな色合いの丸窓がはめ込まれ、他にも随所に丸い窓が効果的に配置されている。
* 21cm